諸葛亮孔明

三国志演義の第3の主人公

 一人目はもちろん劉備玄徳、二人目は曹操孟徳です。彼が3番目の主人公として描かれるのは、劉備の実質的な後継者であるためと思われます。ま、政治的理由ってやつだ。

 劉備の実質的な後継者であるため、三国志演義では劉備と同じく、主人公補正を大幅に加えられ、特に軍師としての能力、知恵者として神がかった力を与えられます。その補正たるや、劉備の功績を奪うほど。

それオメーの功績じゃねーから!

  • vs夏侯惇元譲
  • 赤壁
    • 外交官として呉に行っただけ。ほとんど何もせず。
  • 東南の風を吹かせた
    • 東南の風は陸湖風によるもので偶然の産物。祈祷すらしてません。
  • 周瑜公瑾を説得して赤壁に参戦させる。
    • 周瑜はもともと主戦論。
  • 10万本の矢
  • 赤壁後、曹操孟徳の追撃戦において、関羽雲長が曹操を斬れないのを見越した上で作戦を立てる。
    • そもそも作戦を立てていない。
  • 周瑜が孔明に嫉妬して憤死
    • 矢傷が元による病死。
  • 空城の計
    • 使ったのは趙雲子龍。(しかも出所が趙雲別伝で胡散臭い)。
  • 魏延文長の裏切りを予見して馬岱を彼の部下にした。
    • 討ち取ったのが馬岱と言うだけで降格も裏切りの予見も特になし。
  • お饅頭を作った
    • 南蛮討伐がそもそも「わずか半年で平定した」としかないわけで、南蛮討伐のながいながーいお話は、後付け。よって、饅頭49個を生贄の代わりとしたっていう逸話は、かなり疑わしい。

 他色々。

実際にやったこと

 まぁいろいろ書いちゃってますが、たかが第三の主人公というだけで……や、ちがうなw たかが一介の文官ごときが第三の主人公に抜擢される訳もなく、それなりの功績を持っているはずな訳ですよ。んがしかし、その功績がどういったものであるかは結構不明。ただ、一つ確かなのは政治家として優秀で、その功績により出世したという感じです。

 軍人としては、その死後に司馬懿仲達が孔明の陣地の跡を分析し「天下の奇才」といった評価を下しているため、指揮官として優秀だったようです。ただし、正史の著者である陳寿曰く「臨機応変な作戦は苦手」との事です。

三国志演義での主人公補正

 知力100や武力99、魅力100に代表されるように、劉備一家は演義での補正が非常に大きく、特に孔明は人智を超えた存在として、第三の主人公ですが、最強の軍師としての地位を獲得しています。上記のものと重なっちゃう部分もありますがだいたいこんな感じです。

  • 夏侯惇10万を撃破
  • 赤壁の大舌戦
    • 10万本の矢の入手
    • 東南の風を吹かせる
    • 撤退中の曹操軍に対して伏兵を配置しまくった追撃
  • 南蛮攻略
  • 司馬懿との激戦

 負けもそれなりにありましたけど、大体この人が登場すると勝ちフラグでした。

実際のところ

 曹操のやりかたをよく真似て、うまく運用していた人なのかな、という感じです。本当に軍師というよりは政治家と言ったほうが正しいように思います。法律の制定や、真偽のほどは定かではないのですが、槍を発明し軍備を強化するなど、新しいものに興味を持ち作り出す様は蒼天曹操とよく似ています。

 どこまで本当かはわからないのですが、蜀の武器は他の2国に比べてよく切れたそうです。っていうのも、始皇帝の時代、蜀には製鉄用の炉があったらしく、こいつを求めて発掘をしたら、三国時代の炉が出てきたと言うほどでして。始皇帝の秦という国は鉄とゆかりが強く、鉄の発明をいち早く達成したヒッタイトの生き残りは、ヒッタイト→古代エジプト→ヘブライ→イスラエル→アッシリア→バクトリア→という道筋を通り、秦にたどり着きます。青銅器の武器に対して鉄の強さは名剣という単語では語れないほど、エクスカリバーぐらいのノリと言っていいと思います。猛威をふるった事でしょう。余談ですが、この後秦→新羅→日本と移住し、日本では「秦(はた)」と名乗ったとかなんとか。

 世界史はロマン溢れますな。

外史

横山三国志

 孔明のイメージの原型と言うと、やはりこの横山孔明が挙げられると思います。幼心にはヒーローでしたね。なんせ20巻あたりから以降、孔明が登場すればどんな戦況もひっくり返すことができる、まるで仮面ライダーブラックRXみたいな……あぁ、さすがに一人でなんとかしたって事はないですけど。

 チート級の性能の持ち主で、多分、全登場人物の中で最強の扱いをされていたと思います。曹操より賢いって相当底上げ。

蒼天航路

 多分作者は孔明が嫌いw 蒼天航路を読んだ人の大体の感想がこれですw

 初登場時には張飛益徳より「変態のポン引き」と呼ばれ、劉備からは「おいらの器にいれたくねぇ」と言われ、関羽雲長からは「充分不快だ」と散々な言われようw さらには赤壁においては曹操より「くどい」と容赦ない一言w

 赤壁が終わるまでは超人めいた、仙人とも妖怪ともつかない、筋肉ムキムキマッチョマンのHE☆N☆TA☆Iでしたが、くどいの一言のあと、割と普通の人になりました。

一騎当千

 ロリ。ロリです。マジロリです。

 一騎当千じゃその智謀を遺憾なく発揮するようなシーンはほぼ無いです。ま、レベルを上げて物理で殴る系なので。

恋姫†無双

 ロリ。並び称される龐統士元と共にロリ。どうしてこうなった。

三極姫

 ロリババァ。見た目がロリなだけ……。あれかw 孔明は女体化するとロリにしなきゃいけない法律でもあるのかw というぐらいロリ率高いですw

関連人物

兄弟

息子


  • 最終更新:2018-08-03 20:33:51

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