袁紹本初

天下に最も近かった男

 曹操孟徳にこっぴどく敗戦したために、コミカルに描かれる事の多い人ですが、曹操に負けるまでは最も天下に近かった人と言っていいと思います。エリートを数多く輩出した名家の生まれでしたが、本人はそれを前面に出すこともなく、謙虚に振舞ったため、曹操からもしたわれていたとかなんとか。

 三國無双では特に「名族名族」とうるさい小物ですが、多分、そこにこだわったのはどっちかっていうと従兄弟の袁術公路の方でしょう。

何進の片腕

 イメージとは結構逆の人だったようで、どちらかというと隠者のような生活をしていたそうです。んが、その賢者生活が宦官の趙忠には不審に見えたらしく、その件で叔父に怒られ、何進遂高に取り立てられてよっやっと官職についたと。つまりニート。

 このニート時代に何をしていたかというと、名士とずーっと交流を続けていたそうで。んで、この名士のうち、何名かが袁紹にだけ挨拶をして袁術しなかったとか。で、その件で袁術はすっごい恨んだとかなんとかで。この頃から一方的なバトルは開始されていたんだよ!

 何進に取り上げられてからは表舞台に立つようになります。何進が抹殺された時には袁術と共に仇討ちのためなだれ込みましたし、その後、董卓の横暴に対して反発し、反董卓の連合を立ちあげます。ここら辺から、世の中は袁紹を中心に回っていたと言ってもいいと思います。

チートとのバトル

 名門の出自で、かつ人柄もよく、実績のあった袁紹は順調に勢力を伸ばし、北の公孫瓚伯珪を滅ぼし、北を固めました。順当に行くならばその南に勢力を広げつつあった曹操を滅ぼし、宿敵袁術との戦闘、残りは雑魚を一掃して終わりのはずでした。しかし、その南にいた曹操っていう人がものすごいチートなキャラでして。

 曹操がいかにチートかというと……まぁ、曹操を読んでもらうとして、この二人は「官渡の戦い」と呼ばれる決戦へと挑みます。緒戦で看板の武将である、顔良文醜を失いますが、物量にまかせてジリジリと押し返してい行きます。このままいけば勝利か、というところまで行っていたんですが、ここで曹操が逆転してしまいます。何故かというと……。

激しい内部分裂

 袁紹という人を語るにあたっては、正史においてはとかく優柔不断であると取り上げられることが多いです。他の創作ですとバカゆえに悩まない、竹を割ったようにすっきりした性格なんですがw

 優柔不断であったためか、あるいは新しい時代で、どういう社会を作るのかっていうイメージがなかったためなのか、決断力と行動力において曹操と大きく差がついてしまっていたようです。曹操の考える時代のために団結するチート集団と、大きい勢力だからという理由で集まっていた集団とでは団結力が異なりました。袁紹軍内部では、まだ戦争に勝ってもいないのに、内部での権力争いが勃発しており、特に世継ぎの争いを中心に派閥が出来上がっていました。

曹操に寝返る人たち

 派閥争いに嫌気がさすなど、理由は様々でしたが、戦争中次々に曹操側へと寝返る人が現れました。曹操側から寝返った人もそれなりにいたのですが、袁紹側からの寝返りは、そこそこ立場のある人だったり、後世、名武将として名を馳せる人物などであったため、打撃は大きかったと言えます。

 また、戦争前にも功績ある軍師を投獄するなど、自分自身で戦力を削っていった節があります。

両名共に武将。張郃はその後30年以上戦い続けた名将。

持久戦を主張した軍師。「古の名軍師に匹敵する」と呼ばれたほど。なお、田豊はうるさいからという理由で投獄。

田豊に並び評される参謀。兵糧攻めの戦略が却下されたほか、派閥争いにおいて家族が犯罪者扱いされるなどで、嫌気が差して寝返り。

相続争い

 官渡での敗北以後、袁紹の勢力下では反乱が相次ぎます。これらはなんとか抑えられるものの、そこから進展せず、膠着状態のまま病気にかかってしまい、死亡してしまいます。

 でまぁ、後継者を決めていなかったため、ここで長男と末っ子の派閥で相続争いが勃発します。袁紹が存命の間は、曹操もうかつには手出しができなかったのですが、相続争いが激化したことにより、外部への意識が薄れ、その隙をつかれてしまいます。かくして、袁家は滅亡してしまいました。いい線行ってたんですけどね。

外史

横山三国志

 糸目。どうでもいいなw 数少ない、鎧や兜以外で判断できる、貴重なキャラでしたw あの、ハンコ絵ってよく馬鹿にされますけど、横山先生も大概ハンコ絵でして、ってまた脱線したw

 結構これがね、鳴かず飛ばすだったキャラでした。なんせ官途の戦いも、劉備玄徳関羽雲長と再開するための前フリにすぎず、その後は気がついたら滅んでたっていうね。The踏み台。不憫よのぅ。。。

蒼天航路

 今まで見てきた袁紹の中では、一番キャラが立っていると思いますw 正義漢で熱血漢。自分自身がエリートであることに大きな誇りを持ち、誰よりも力強く歩もうとした人でした。名族を鼻にかけることはありませんでしたが、その生まれに見合うだけの実績を備えようとしていたように思います。正史などの評価にある優柔不断さとは程遠い人でした。

 しかしそれも前半だけの話。官途の戦いで曹操と対峙する頃には、悟りを開いてしまい、すでに天下をとったつもりになっていたようです。そのために、長男と末っ子の権力争いをわざと放置したり、あろうことか戦争中の曹操を人材として育てようとまでしていました。戦争に必死で勝とうとする曹操の軍と、もう、勝ったつもりでいている袁紹との間ではモチベーションの隔たりは大きく、それが勝敗を決する要因にまでなってしまいました。そして彼の最後の一言は……。

「実に清々しい。王道も戦も勝利も消え去った……これが天の心というものか」

 とりあえず、お前のために死んでいった将兵に詫びろw

一騎当千

 見てない気がしますねぇ。いたっけ?

恋姫†無双

 頭のゆるい巨乳ポジションw いわゆる無双系の、名族を前面に出すタイプで、お金持ちのお嬢様といったところです。真・恋姫無双では、一刀陣営でしたが、恋姫無双では敗戦後は野に下り、二枚看板とともに世界中を冒険の旅にでるっていう、フリーダムな人生を満喫してました。

三極姫

 ロリ。多分袁術の影響w

 頑固者で、自分の考えが絶対正しいという融通の効かない部分がある子として描かれています。三極姫の3ですと、田豊を遠ざけたものの最後で牢から出すっていうイベントがあるんですが、これが意外といいイベントで。

関連人物

従兄弟

息子


  • 最終更新:2015-12-14 02:59:23

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