蒋琬公琰

影の薄い孔明の後継者

 諸葛亮孔明の後継者と言うと姜維伯約の印象が強くなりがちですが、実務面において実質的に後継者として取り上げられ活躍したのは蒋琬でした。これは孔明直々の指名でもあります。

 劉備玄徳が荊州にいた頃に配下となり、入蜀後、広都県長に任命されますが、劉備が訪問した際たまたま泥酔していたため大目玉を喰らい、危うく処罰されるところでした。孔明のフォローで処罰は免れた物の、以後、劉備の代ではあまり大きな活躍をしていません。

 劉備亡きあとは、孔明の代理として遠征に出ている際の留守を預かるなど、内政面での活躍を見せ、孔明の死後尚書令となって内政を引き受けます。もともと代理での経験が有りますし、孔明が直々に指名するほどでしたからその手腕は素晴らしく、北伐で失った国力を回復させていったとの事です。

 本人は北伐を再開したいと言う願いが有ったらしく、計画を練っていたとの事ですが、反発が根強かった点と本人の持病の問題で劉禅公嗣から中止の命令が下っています。あれ? 劉禅やっぱり側近次第では有能じゃない?

 三国志演義で後継者扱いされなかったのは、単純に前線に立っていないからでしょう。見た目の派手さ、演出のしやすさが内政ではなかなか表現しづらいため、姜維にお鉢が回ったと言った所だと思います。

外史

横山三国志

 一応パシリで登場しますw が、活躍のほどはあまり描写されていません。仕方ないね。

蒼天航路

 登場しません。全カットですなw

一騎当千

 登場しません。まぁ登場させてもねぇ。

恋姫†無双

 登場しません。しないだろうなぁw

三極姫

 登場しません。してもいいと思う。

関連人物

 特にありません。

  • 最終更新:2017-07-05 10:04:28

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