朶思大王
南蛮一の切れ者
三国志演義に登場する架空の人物です。孟獲が5度目の抵抗をする際に今までの敗因は何かと分析し、策略に負けているのだから知恵者の力を借りて抵抗しよう、と言う結論に至り、弟孟優の紹介で参戦とあいなりました。
もうね、毎回南蛮の下りを見てると思うんですけどね。最初から全員もってくりゃ勝てたんちゃうんかとw 三国志演義での孟獲の最大の敗因は戦力の逐次投入って言う最低の戦術です。えぇw まぁそれは置いといてw
助けを求められた朶思大王が示した策は以下の物でした。
- 拠点を朶思大王の本拠の禿龍洞とする
- 諸葛亮孔明の禿龍洞までの進軍ルートを1つに絞る
- 残された道は超危険で勝手に自滅するだろう
- 超険しい山道
- 間道は毒をもつ害獣らけ
- 日暮れには瘴気でまともに進めなくなる
- 飲み水は無く、水と言えば道中に4つの毒泉があるだけ
- 唖泉、甘味があるが飲むと物が言えなくなり、10日で死ぬ
- 滅泉、普通の湯と変わりないが、つかると皮膚がただれ骨が出て死ぬ
- 黒泉、一見澄んでいて安全だが、触れると手足が真っ黒になって死ぬ
- 柔泉、飲むとのどが冷たくなり、身体が綿のようになって死ぬ
立派な戦術ではあるけどもw 例えばこれに組み合わせて糧道を断つとかねw 算多きは勝ち、算少なきは勝たずっていう基本ですよ、基本w 一個だけで勝負しようとしちゃだめだよw
って言うのを大人になるとついつい思ってしまう訳ですが。まぁ、当時は孔明どうすんのってわくわくしてたので術中にはハマってますねw
孔明の打開策
ないですw
流石に土地の話なので孔明の知識に無い物はどうしようもなく。漢の時代に馬援文淵なる将軍がこの地を制圧した事があるとのことで、すがる思いでその石碑へ。祈りをささげるとひょっこり一人の老人が現れて、解毒する安楽泉があるぞいとアドバイスを。
万安が言うには4つの泉さえ使わなければ何とかなるので、井戸を掘って進みなされと。
と言う訳で井戸掘っての強行軍で、禿龍洞に到着しこれを見た朶思大王はかなーり慌てます。だから策は出来るだけ多く用意しておけとw
降伏しようと言う朶思大王に対して孟獲はプライドが許さず、「毒の泉を避けたとしても疲弊してるんだから今やっちまおうぜ」と強硬な姿勢。心の中ではすでに白旗を上げているのでどうしたもんかと悩んでいた所、銀冶洞を治める楊鋒が3万を引き連れて援軍に到着。
これなら勝てると楊鋒を招き気の早い祝宴を開いていると、その祝宴の最中、楊鋒が主要人物を全員捕縛。すでに孔明に降伏してたと言うオチ。だから策は多くとりなさいと……w
朶思大王は孟獲と共に釈放されますが、6度目の抵抗の際に戦死しました。
外史
横山三国志
およそ上記と同じ活躍を見せます。脚本のお手本みたいな展開しますよね、南蛮戦はw
蒼天航路
登場しません。そこまで進まないからなぁ。
一騎当千
登場しません。
恋姫†無双
登場しません。
三極姫
mobで登場……知恵者の割に智略が他の蛮族と大差ねぇじゃねぇかいい加減にしろ!w 鉄板のネタですねw
実はゲーム化された他の作品においても大体この人の知恵に関するパラメーターは低めで、光栄の三国志シリーズでも高くて70、低くて31と言う感じです。ちなみに、関羽雲長の最低値が76ですので……w まぁその位の評価と言う事ですw
関連人物
特にありません
- 最終更新:2017-09-28 10:40:48