曲:兵トシテ闘イニ臨ム者皆陣列ノ前ニ在リ


歌詞

静寂を破る人の群れ 戦端を切り開く一人の乙女
恨みと賞賛を のろわれた 小さい体に受け止めて

奪い合え己の民のためと 心を締めて九字を切れ

臨兵闘者 皆陣列在前

心の痛みを忘れて 体の痛みを捨ててでも
勝どきをくれてやる 自分の全てをかけて

殺しあえそれが家族のためと 疑うことなく九字を切れ

臨兵闘者 皆陣列在前

野心など無い ただ笑顔が見たかった
過去を断ち切る九字を切れ

臨兵闘者 皆陣列在前

解説

 三国志とか戦国時代とか、そういう封建社会の戦争ってお殿様が「天下統一したいぜ」っていう無邪気な思い付きから始めるような描写が多いんですが、戦争のきっかけって、たぶん今も昔もあんまり変わってないように思います。

 ちょっとした大きさの田んぼがあるとして、普段なら一家5人ぐらいが食べられる量が生産できるとします。でも、狩に比べれば安定しているとはいえ、豊作凶作は必ずあるもの。凶作が連続して続くと食べ物がなくなる。切羽詰ってくると道徳なんざ本能の前にはかき消されて、力づくでお隣さんのものを奪う。これが村単位だった場合、お隣の村から。国単位だったらお隣の国から。戦争の原則っていうのは物資の奪い合いです。いつぞやのアメリカの戦争も、油田の確保に成功してますよね。現政権の打倒なんて口実ですw

 戦争になると兵士が必要になりますが、この兵士に志願するって言うのも大事なことでして。兵隊に出ている間は国からご飯が出ます。5人養うところ4人でよくなる。労働力は若干減りますけど皆でちょっとがんばればいい。6人いるところなら労働力的にも生産量的にも丁度いい。いわゆる口減らしです。

 戦争をする状況が整えばあとは言いがかりをつけるだけです。まぁどっかに必ず落ち度はあるものですし、いくらでも悪く解釈はできます。こうして、大義名分をでっち上げて戦争が開始されます。

 で、勝った方は豊かに、負けたほうは貧しく。言い換えれば貧乏の押し付け合いが戦争っていえます。負けて貧しくなった人達も、次の戦争では組み込まれるでしょうから、次勝てば豊かなところは拡大して、また貧しい人が増える。これの繰り返しです。

 ただ、戦争はやはり最終手段です。これも昔から変わらない原則で、人が減れば労働力が減るし、戦争となればあちこちが荒れる。現代なら環境汚染って言葉になりますか。交渉ですむのならそれに越したこともないですね。

  • 最終更新:2014-11-04 01:30:56

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