曲:大徳


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歌詞

長い長い旅で 足が止まることもあるけれど
振り返ると道がそこにあって
名前も知らない人が 追いかけてきている姿に
一歩を踏み出す勇気をもらって

疲れた時には 周りの力を借りて
理想(ゆめ)に向かって 力を合わせてゆこう

雨が降っても 風が吹いても 生きることだけは止められない
家が燃えても 街が消えても 立て直す力が僕らにはあるはず
  
なにもかもが一晩で 手元から消えることもあるけど
必ず這い上がる術があるさ
自分で掲げた旗を 弱音で折ろうとした時でも
仲間の声が君をささえる

疲れた時には 周りの力を借りて
理想(ゆめ)に向かって 力を合わせてゆこう



疲れた時には 周りの力を借りて
理想(ゆめ)に向かって 力を合わせてゆこう

雨が降っても 風が吹いても 生きることだけは止められない
家が燃えても 街が消えても 立て直す力が僕らには
雨が降っても 風が吹いても 生きることだけは止められない
家が燃えても 街が消えても 立て直す力が僕らにはあるはず

解説

 大徳は劉備玄徳さんどす。演義ではあれこれとネタにされるような人ですが、あそこまで偽善者ではないにせよ、かなり人柄は良かったはずです。個人的な好みはやっぱり蒼天航路ですが。どんだけプッシュw

それでも弱音を吐くこともある

 蒼天航路はどいつもこいつも人間くさい英雄たちなわけですが、とりわけ劉備は人間くさい一面が多いと思います。曹操孟徳なんかも人間らしいと……そんなことはないな。蒼天航路の曹操は人間離れしてる自称人間……めだかちゃんみたいだなw

 ま、それはおいといて、蒼天航路の劉備はとてもとても凡人です。器が大きいといわれますが、まぁその器が伸び縮みするのなんの。狭いときはペットボトルのフタ並みですし大きいときはマクロスぐらい大きい。割と無能に近い、でも妙な説得力のある人として描かれるんですが、この差がひどいのなんの。

 関羽雲長が曹操の元へ行った時の泣き崩れようとか、これまでの聖人君子のイメージを大幅に崩されて、あぁ、人間なんだなぁと思わせてくれる描写が多くて面白いです。で、そこで毎度崩れ落ちるところを、周りのみんなが支えてくれるわけですよ。叱咤激励とかじゃなく。

弱音で折ろうとした例

  • 呂布に負けたとき
    • 飢民にまぎれて馬を食う。関さんに器をぶち壊していいとか言う。
  • 関さんが曹操の軍で戦っているのを見たとき
    • 「劉備玄徳なんかやめちまおうかー」とか言い出すレベル
  • 荊州にいたころやる気ナッシン
    • 「おいらなんか見限ってさっさとどっかいっちまいな」
  • 荊州から逃げようとしたころ
    • 「もうやめにしねぇか。中天にゃなんも輝いてねぇぞ」

 などなどw 弱音いっぱいw んがしかし、これらはすべて、周囲の人たちの力により支えられて復活を遂げるわけなんですよこれが。

集まった友人に支えられた例

  • 「乱世なんて借りたモン勝ち」
  • 「劉備玄徳に生き場を求める者がいる!」
    • 関さんが曹操の軍で戦っているのを見たとき(by趙雲子龍
  • 「俺はな、あんたと一緒に天下に行きたいのだ」
    • 荊州にいたころやる気ナッシン(by関羽雲長
  • 「斑紋は乗り越えられたか」

 友達って大事だねw

Special Thanx

 クロ子
  歌詞を一部ご提案いただきました

裏話

 この曲を作るにあたっての裏話がありまして。とあるゲームのmod制作の界隈で、ちょっとしたトラブルがありまして。で、そのトラブルがきっかけで引退した人がいたのです。でまぁ、そういう活動をしてちょっと有名になると2ch等で心無い人が叩き出すっていうのが常で、そんなんに負けないで、やりたいことを貫こうよって、そんな目的がありました。

 で、そんなつもりで作ったんですが、いざ出来上がってみると、やっぱり自分の経験がいっぱい反映されているなぁとw

 ほんとにね。長いながーい旅で、足が止まることって、よくあるんですよ。色んな要素で。家の都合だったり、精神的なものだったり、金銭的なものだったり。自分も、もう止めようかなと何回も思ったことありますし、止めたものもあります。でも、止めなかったものもある。

 止めようとおもって、ふと足を止めて。んで振り返ってみたら、ほんとにね、自分みたいなのを指差して、こっちを目標にして向かってきてる馬鹿な人がいるんですよ。こんな三流以下の人間を。目標にしてくれてて、その姿を見て、ちゃんとやろうって、一歩を踏み出す勇気を貰うんですよね、ほんとに。

 疲れたときはだいたい精神的に参ってる時ですから、そんなとき、仲間の声が支えてくれた経験もいっぱいあります。ほんとに一日で全部なくなったこともありますし、そこから持ち直したこともあります。

 なんにしたってそうですけど、諦めて止めない限りは、どんだけ焼け野原になろうとも建て直す事ができます。街だろうが人脈だろうが、建て直す力が僕らにはあると。だから、やろう。続けよう。芯の部分だけは諦めんなよっていう感じに仕上がりまして。

 最終的に、自分自身を応援する歌になったっていうw ま、あれです。歌う人を励ますってことは、歌う人は自分じゃなくてもいいんで、ぜひ歌ってみてくだされ。

  • 最終更新:2015-11-20 02:50:19

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