曲:冷艶鋸


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歌詞

振らないで飾る 佇まい艶やかに
触れないデカすぎる 関帝聖君の印

冶金外の極み ありえないありえない
時よ今歪め 嘘は裏で真実(まこと)になる

冷艶鋸はここに
蛇矛とともに

関刀(グァンダオ)

親から子供に 受け継がれるひと振り
幽玄なるかなこれぞ 関帝聖君の印

冶金外の極み ありえないありえない
時よ今歪め 嘘は裏で真実(まこと)になる

冷艶鋸はここに
蛇矛とともに

関刀(グァンダオ)

解説

ふりがな

 れいえんきょ。

「プランBは何だ?」「あ? ねぇよそんなもん」

 ……と言いたくなるほど。突然何の話だ。

冷艶鋸ってなぁに?

 関羽雲長のトレードマークである青龍偃月刀につけられた名前です。さて、ここでひとつ大きな問題が。三国志の時代に、青龍偃月刀は作れなかったのです! じゃぁどうして関さんはそんなオーバーテクノロジーなブツを所持しているのかというと、そこは神様だからです! 嘘です。三国志演義の成立した時代に存在した武器、ということらしいです。

 ちなみに、三国志の登場人物が持つ代表的な武器で、当時の冶金(やきん)技術では作れなかった物はこの冷艶鋸だけに留まらず、ほかにもズンドコいっぱい存在していたりします。

他にもあるよ、オーバーテクノロジーな武器達

 冷艶鋸に限らず、三国志演義に登場する武器のうち、いくつかは当時生産できないものです。以下、自分が把握している範囲で、ですがオーバーテクノロジーな武器達です。これらの他、三国無双シリーズを含めると、かなりの数が作れなかった武器にあたります。


 うん。実は槍、作れなかったんだ。その証拠に、正史において「槍」っていう単語は一文字たりとも出てこないのですよ。

 蛇矛はその蛇行した形状に加工する技術が当時無いためこれも作れません。方天画戟は前提となる方天戟がそもそも存在してませんでした。さらに、偃月青龍刀、象鼻刀、三尖刀はそれぞれ大刀と呼ばれる武器のカテゴリに分類されますが、その大刀が存在しません。大斧も同様、当時存在しませんでした。

時代背景

 三国志演義が成立した宋の時代、劇などでやるにあたり、これらの武器が採用され、定着したものと思われます。もしかしたら未来は、koeiの三国無双で使われたからあの武器が定着したとかありうるかもね。

 まとまった時代に一般的だった武器が導入されたのでは、オーバーテクノロジーにのも頷ける話かなという感じでまとめて、次の歌詞に移りたいと思いますw

  • 最終更新:2015-02-20 15:29:45

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